最近のデバイスの充電と言えばUSB-typeCのPD(Power Delivery)が主流ですよね。
スマホとかモバイルバッテリー、そしてPCもPD対応をうたってる商品が多いです。
PDのなにがいいかって言えば、究極ありとあらゆるデバイスをUSB-typeCのケーブルがあれば充電できるってことなんですよ。
しかし!昔のPCは!PD対応してない!
PD対応してないデバイスでもUSB-typeCで充電したい!って方にこういう方法もあるよ!ってのをご紹したいと思います。
PD(Power Delivery)ってなに?
誤解を恐れずめちゃくちゃ簡単にいうとめっちゃ高いパワー送れるからめっちゃ早く充電できるよ!です。
電力の式を表すとこんな感じ↓
電力 [W] ⁼ 電圧 [V] × 電流 [A]
「いや上下どっちだよ、一発でケーブル刺さらん!」でお馴染みのPCとかのUSBポートはUSB‐TypeAと呼ばれ、ものにもよりますが最大7.5Wとかでしか充電できません。
それが上下関係なしUSB-typeC PD規格なら最大で100Wまで出力できます。
コンビニの電子レンジでイメージすると弁当温めるときに1500W 30秒、600W 1分30秒とか書いていますよね。そんな感じで高いパワーで時間短縮ってイメージでOKです。
PD非対応のPCをPDで充電したい!
PCをPD対応のものにはしたいけど、買い替えるほど長期間使ってないし、、、それに買い替え費用もばかにならない、、、こんな悩みを解決するのがこれ
USB-typeCからDCプラグに変換するケーブル。
私がなぜこれを導入することを考えたかというと、出張に会社用PCと私用PCの2個持っていく上にPC毎にACアダプタを持ち歩きたくなかったから。
会社用のPCはもともとPD対応だったため、私用PCさえPDに対応できれば、PD対応のUSB-typeCケーブルを持ち運ぶようにすればよかったからです。
購入前に確認すること
以下のことを購入前に事前に確認しておく必要があります。
項目 | 確認内容 |
PCの必要電力 | 純正アダプタに20Wや65Wなど何Wか記載があるので確認。 満たしていないと正しく動作しない可能性あり |
DCプラグ部の外径と内径 | 純正アダプタのプラグを定規などで構わないので外径と内径を確認。 正しいサイズでないと刺さらなかったり、接触しなかったりする。 |
PCの必要電力
用意するPD対応の充電器、USB-typeCケーブル、DCプラグ変換に関わってきます。
例えば、PD対応の出力が以下の構成だった場合
充電器 | USB-typeCケーブル | DCプラグ |
20W | 100W | 100W |
この場合では20Wでしか電力供給されません。
一番低い電力でしか供給されないと思ってください。
なのでPCの必要電力が65Wだった場合、準備する充電器、ケーブル、DCプラグはすべて65Wまで対応しておく必要があります。
私はPCの要求電力が60Wだったので60Wの充電器を用意したのですが、Type-CとType-Aの2ポートだったので45Wと15Wに分かれていました。。。
必要電力満たしていなくても、PCを使用していなければ充電できるので私はその運用にしています。
ポートが複数ある場合はポート毎に最大値決まっていることあるので気をつけてください。
仕様書はよく読みましょう。(自戒)
DCプラグ部の外径と内径
外径と内径も様々なサイズがあるので、正しい組み合わせのものを購入してください。
純正プラグの外径と内径を定規などで測れば大丈夫です。
正しいサイズでないと電源ポートに刺さりません。
使用方法
使用方法は簡単。特に設定もないのでただ、USB-typeCをつないだあと、DCプラグをPCの電源ポートにつなぐだけでOK。電源ランプが点灯すれば完了です。
電源ランプつかない場合は必要電力を満たしていない場合があります。
PCを起動したまま確認していれば、一度電源を落とした状態でランプが点灯するか確認してみてください。
最後に
私は出張先での運用でしたが、カフェで仕事したいけど専用充電器持ち歩きたくない場合など応用が利くと思います。ぜひ運用してみてください!
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